2024.8.29
子供の頃から使っている言葉、両親も友達も近所の人も話す言葉。ずーっと標準語だと思っていたら方言だった・・・ こんな経験をされた方、いらっしゃいますよね? 私の妻はコテコテ広島弁ですが、「これ標準語じゃろ?」って言ってます。 ちゃった弁もそうですが、広島弁ってなんだか可愛いところがあり憎めないです(笑)
同じように、仕事を長く続けていると、その業界の専門用語があたかも世間で当たり前に通じる言葉だと勘違いしてしまうことがあります。子供の頃から家に工具や資材が置いてあり、身近に父の仕事を見てきた私にとって、職人さんが使う工具の名前や使い方は“常識”として記憶されました。
そんな中で最近感じるのは、自分の“常識”が相手の“常識”ではないことが結構多いということです。実は“常識”って自分の中の勝手な基準に対して使ってないかな?
一緒に仕事をしたり、お客様と接したりする中で、円滑に業務を進めるためには一定の基準と感覚が必要です。言葉を言い換えると“マナー・ルール”と“共通認識”だと思います。“マナー・ルール”を正しく学び、仕事に関して“共通認識”を持つことが出来れば、人間関係も潤滑になり、笑顔で安全に仕事ができるようになる。長年の試行錯誤の末にたどり着いた考え方を短時間で伝えるのは難しい所もありますが、とても大切なことです。まだまだ自分も会社も成長が足りないと思います。
弊社で取扱っている住宅設備機器についても、メーカーの商品開発の考え方やご使用中のお手入れ方法、維持メンテナンスにより長く使っていただくのか、新しい設備にお取替え時期なのか。お客様にご理解・ご納得いただけるよう、プロの“共通認識“を丁寧に説明させて頂きますので、何かお気づきのことがございましたらご相談ください!
大槻