2024.10.9
私たちが日頃よく使う用具として脚立があります。
皆さんのお家にも3尺、5尺といった脚立があるのではないでしょうか?
使い方として、またがったり又は天板に乗ったりして使っている事も多いのではないかと思います。
私も数年前まではそういった使い方を普通にしていましたが、近年大きな作業現場での仕事も増えてきて、現場での入場教育などで安全対策の教育を受けて現場に入ります。
脚立など、ごく身近な用具であるため、墜落・転落の危険をそれほど感じずに使用する場合が多いのではないでしょうか。
しかし、災害事例などを見ると、骨折などの災害が多数発生し、負傷箇所
によっては死亡に至る災害も少なくありません。
そこで今回は脚立の適正使用について紹介させて頂きたいと思います。
昇降面を作業面に正対させ、両足のスネを脚立に当てた状態で使うのが正しい
方法です。
よくやりがちですが、脚立にまたがるようにしてはいけません。引っ張り動作で後方に脚立ごと倒れる危険性があります。
また天板に立つのも、座るのもダメです。
バランスを崩しやすく、倒れたときに無防備になりやすいからです。
とまあ脚立だけをとってみても多くの危険が潜んでいます。
注意一秒怪我一生という標語がありますが、事故を防ぐ手間はごく些細な
ことですが、それを怠ると、重大な結果に繋がるという事を常に念頭に置き
安全作業に努めて参ります。
今日も一日ご安全に!!
工事部 大槻