新年あけましておめでとうございます。旧年中は格別のご高配を賜り、誠に
ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
本年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様にとって素晴らしい一年となりますようお祈り申し上げます。
年末年始は最大9連休ということもあり、帰省や旅行などで交通機関が混雑していた様ですね。成田空港では期間中の国際線利用者は89万7千人と前年同期比で約15%も増加したそうです。私の方はといいますと、毎年恒例の寝正月で、ゆっくりさせて頂きました。しかし、このタイミングで順番が回ってきたということは、当然ながら年始の抱負を述べなければなぁ・・・些かのプレッシャーを感じながらブログを書いております(笑)
プライベートはさておき、仕事への年初の抱負は『不易流行』としました。不易流行とは、俳人・松尾芭蕉が提唱した俳諧の理念のひとつで、「いつまでも変わらない本質的なもの(不易)と、新しい変化やはやり(流行)の両方を大切にすることを意味しています。今の業務に当てはめると、サービス活動を通じた地域社会への貢献が本質であり、貢献する為のプロセスに新たな変化を加えることが流行ということでしょうか。例えば数年前から家電品のサブスクやリファービッシュ(中古品再生)がスタートしていますが、お客様のニーズやライフスタイルの変化に対応する新たなサービスとして商品群も増えていますね。最近ではエアコンや給湯器等の工事を伴う住宅設備商品もサブスクが可能になっています。当社でもご提案出来る商品を取り扱っていますので、興味のあるお客様は是非ご相談下さい。ご要望に沿った最適プランをご提案させて頂きます。また、アフターサービスも『アフターからビフォア』へと変化してきました。これまでの発想は修理発生都度、故障している部品の交換ということでしたが、給湯器に例えますと修理完了までの期間はお湯が出ない=お風呂やシャワーが使えない非常に困った状況が発生します。修理時に一歩踏み込んで故障を予見した部品交換、メンテナンス契約など定期的な点検により消耗している部品を交換しておくことで故障を未然に防ぐ、あるいは新たな省エネ商品へお取替えをご提案させて頂くことで、快適な生活をご提供することが可能になります。お客様へ安心・安全かつ快適な日常をお届けするために、サービス活動の考え方を変化させていかなければならないと感じています。
安心・安全というところで、お客様へ是非ご認識頂きたいことがあります。石油やガス給湯器はリモコンに「888」「88」が表示される事がありますが、これは点検のご案内になります。
各メーカーの「888」表示例
ご購入されて約10年前後経過すると、機器が正常に動作しているかを有資格者が点検し、修理の必要性などを確認します。特に石油給湯器は政令で定められた「特定保守製品」の対象となっています。
特定保守製品とは:「長時間の使用に伴い生じる劣化(経年劣化)により安全上支障が生じ、一般消費者の生命または身体に対して重大な危害を及ぼすおそれが多いと認められる製品であって、使用状況からみてその適切な保守を促進することが適当なもの」として政令で定められた製品です。点検作業は、メーカーが開催する「長期使用製品安全点検制度」に基づく講習を受講し、資格を取得した技術者に限り実施する事が出来ると定められており、無資格者が実施した場合は法令違反になります。当社では様々な資格者が業務内容に応じて業務を担当しておりますので、ご安心下さい。
2025年4月で入社3年目を迎えます。安心・安全な暮らしをお届けするために更なるスキル向上を心掛け、お客様の期待を超えるサービス活動を実践し、地域社会へ貢献出来るよう進化したいと思います。
総務部 入江