いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
新年を迎え2週間が経過します。まだまだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
昨年末12/29にお客様より修理依頼がありました。
「エラー110が出てお湯が使えない!お風呂に入れないので困っています!!すぐに直してください!!!」と悲痛な声での修理依頼でした。
お客様との会話で「灯油は入っていますか?」と確認したところ、
「油量計を確認したら半分入っています」との事。
エラー110は着火不良で灯油が入っていれば、給湯器側に問題あると判断し、
お客様の帰宅時間に合わせて訪問しました。
現地を確認したところ、確かに灯油タンクの油量計は1/2を示しており問題なし。次に実際お湯を出してもらうと機器本体から“ビーン”という空打ち音がします。
もしかして!!と思い灯油タンクの中を確認すると空っぽでした。
給湯器は10年前に交換していただき、まだ元気でしたが灯油タンクは以前からご使用で約20年経過していました。お客様も錆を防止するため、ご自分でペンキを塗って大切にお使いでしたが油量計の劣化で正常に作動せず途中で止まっていました。
急いで給油し配管内のエアーを抜いて再度お湯を出していただくと家の中から
「お湯が出ました!!!!」と歓喜の声が上がり
こちらも「良かったです!」とお互いに安堵の表情を浮かべました。
その後、給湯器本体に接続されている湯、水配管の保温材が長年の雨風や紫外線の影響で劣化し一部配管が露出していた事が分かりました。
後日、お客様に配管凍結の恐れがある旨を説明し灯油タンクの交換と配管保温施工のご注文をいただきました。
給湯器は365日休まずお湯を作っています。前回ブログにも掲載しましたが10年経過すると何処かしら不具合が起きます。
時折、機器周辺を確認いただき水漏れ、油漏れが無いか、雑草や虫が入り込んでいないかなど注意してもらって、給湯器本体については弊社へ連絡いただければしっかり点検し 安心 してお使いいただけます。
1年に1度 機器の点検をお勧めします。
温水住設部 道下